仙人の百科事典

減量・痩身・肥満解消・やせる・ダイエット

概要 — 減量とは —

太りすぎるのは、見栄えが良くないとか、健康に悪い等という理由でやせようと試みる人は多い。これを「減量」、「痩身」、「肥満解消」等という。俗に「ダイエット」とも言う。但し、ダイエットとは、厳密には食事や食事の取り方のことである。「やせる」という表現が一番簡単でわかりやすい表現であろう。いずれにせよ、減量を行うには、一般に体脂肪を減少させる。筋肉を減少させても、理論上、減量は可能であるが、筋肉が減った分、脂肪が付くだけと言うことになりがちであり、減量にはならないことが多い。

減量の目的と目標

目的が美容の場合、体が細くなるのが目標となり、目的が健康の場合、脂肪を減らし、健康な身体にするのが目標となる。美容が目的の場合、筋肉が落ちるなどのことは、必ずしも重要な問題ではないが、健康が目的の場合は、筋肉など、脂肪以外の部分への悪影響はなるべく抑えるのが重要なこととなる。しかし、美容が目的の場合でも、健康に悪影響を及ぼす減量は避けるのが賢明である。

やせる方法

理論的には、消費カロリーよりも摂取カロリーを少なくするだけのことである。そのために、総カロリーを制限し、運動を行うのが一般的である。しかし、この方法は一時的な減量を実現することに成功するだけであり、根本的な解決にはならない。リバウンドするからである。つまり、一時的にやせるが、後でまた摂取カロリーが増大し、体重が元に戻る。

結論的には、低脂肪食を取り、できるだけ体を動かすようにするしかない。体を動かすのは、運動も含むが、それ以外の身体活動、例えば、部屋の掃除なども含む。

減量時の空腹の原因

減量のため、食事制限を行っていると、激しい空腹感を経験することが多い。これには二つの原因がある。

1.血液中の血糖値が下がっている。食事を取って、血糖値が上がると、満腹中枢の働きで満腹感が得られるが、血糖値が低くなると、空腹中枢の働きで、空腹感を覚える。

2.血液中に遊離脂肪酸が増加している。血糖値が下がると、体内の脂質が遊離脂肪酸となって血液中に流れ出る。この遊離脂肪酸が燃焼することにより、減量が実現するが、同時に空腹中枢を刺激し、空腹感を覚える原因となる。

減量失敗の原因

食事制限を強めすぎて、血糖値の低下と遊離脂肪酸の増加による激しい空腹に耐えきれず、大量の食物を摂取して、減量に失敗することが多い。前述のように、食事制限をするよりも、脂質の少ない食物を摂取するようにして、結果的に摂取カロリーを抑える様にしないと失敗する。


2009年5月9日 初稿
2010年5月16日 増補