仙人の百科事典

ヒュパティア (ハイパティア、ハイペイシャ、ヒパティア)

ヒュパティア(370〜415)は、エジプトのアレクサンドリアで活躍したギリシャの学者。数学と哲学と天文学などを専門とした。科学的な思考の重要性を唱え、宗教や迷信を排斥したため、キリスト教徒により殺された。

ヒュパティアの顔

どういう顔をしていたかは不明。ただ、美人であったと伝えられている。死後、様々な絵画が書かれているが、全部、想像に過ぎない。

            

ヒュパティアの名句

日本語 (仙人による日本語訳)

考える権利を守りなさい。なぜなら、たとえ考えた末に間違えたとしても、全然考えないよりもよいからである。

きちんとした教義のある立派な宗教は、どれもでたらめだから、まともな人間は相手にしてはいけない。

作り話は作り話、迷信は迷信、奇跡は文学的な妄想として教えるべきである。迷信を真実として教えるのは、あまりにも恐ろしいことである。子どもはそういうものをそのまま受け入れてしまい、人は後で何年もかけて、死ぬ思いをしないと、なかなかそういうものから抜け出ることができないものである。実際、本物の真実のためよりも、むしろでたらめの迷信のために人は戦うものである。なぜなら、迷信というのは、調べようがないので、でたらめであることには気がつきにくいが、真実は考え方であるため、変わる時には変わるからである。

生きると言うことは、世界が広がっていくことである。人生を旅すれば旅するほど、より多くの真実を理解できるようになっていく。戸口にあるものを理解することは、その先にあるものを理解するための最善の準備になる。

英語 (上の日本語訳の元)

"Reserve your right to think, for even to think wrongly is better than not to think at all."

"All formal dogmatic religions are fallacious and must never be accepted by self-respecting persons as final."

"Fables should be taught as fables, myths as myths, and miracles as poetic fancies. To teach superstitions as truths is a most terrible thing. The child mind accepts and believes them, and only through great pain and perhaps tragedy can he be in after years relieved of them. In fact, men will fight for a superstition quite as quickly as for a living truth --- often more so, since a superstition is so intangible you cannot get at it to refute it, but truth is a point of view, and so is changeable."

"Life is an unfoldment, and the further we travel the more truth we can comprehend. To understand the things that are at our door is the best preparation for understanding those that lie beyond."


2008年11月27日 初稿